健康知識

変形性膝関節痛の原因と改善する方法

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膝の関節痛の原因

関節痛にもいろいろあります朝起きた時や同じ姿勢で長時間いた時など膝や肘などの関節が動きにくかったり、痛みがある状態こうした腫れや痛みがある場合、関節に炎症が起こっている可能性があります。

痛みの代表例は変形性関節症や関節リウマチです。

その他にも中高生の過度の運動による関節障害が増えています。



変形性関節症とは?

関節痛の原因で一番多いのが変形性関節症です。

関節は軟骨がクッションとなって滑らかに動くようにできています。

その軟骨が加齢とともにもろくなり、擦り減ったりすることにより炎症を起こすのです。

変形性関節症は体重を支えている膝に負担がかかり発症することが多いです。

変形性関節症の痛みは初期の症状ではシップなどを貼ると治まることがあります。

ところが関節の軟骨は擦り減るとすぐに元に戻ることはないので症状は悪化してしまいます。

それにより歩いたりすることが少なくなり筋肉が衰え症状も悪化してしまいます。

そのため関節に違和感や痛みがあれば、早期に予防することをおすすめします。

変形性膝関節症の症状

男女比率は1:4で女性の方に多くみられ、高齢者になるほど罹患率は高まります。

症状としては膝の痛みと水が溜まることです。

初期症状とでは立ち上がりや歩きはじめなどの動作時に痛み、休憩すると痛みが取れます。

中期では正座や階段の昇降が困難になります。

末期になると安静時にも痛みが取れず膝の変形が目立つようになり、膝がまっすぐに伸びず歩行が困難になります。

 

トレーニング時の関節障害

スポーツを始めたばかりの中高年のひとに、関節痛を起こす人が増えています。

ウォーキング、ゴルフ、テニスなどの運動を行う時にも注意が必要です。

中高年になると関節の軟骨が擦り減り、軽度の変形性関節症起こしているかもしれないので無理をしないように考えることも必要です。

運動前に必要な事

  • ストレッチなどの準備運動をする
  • 膝に負担がかかりにくいクッションの良い靴やインソールを入れる
  • スポーツの後はクールダウンを忘れず行う

変形性関節症の原因

変形性膝関節症の原因は関節軟骨の老化によるものが多く、肥満や遺伝も寛容しています。

また骨折や靭帯、半月板損傷などの外傷で発症することがあります。

加齢によるものでは、関節軟骨が年齢とともに弾力性を失って使いすぎにより擦り減って関節が変形します。

 

変形性関節症になりやすい人

変形性関節症は老化が原因の一つですが次のような人も注意が必要です。

  • 肥満気味の人
  • 運動不足の人
  • O脚気味の人

変形性膝関節症の予防方法

  • 関節に負担をかけない生活をおくる
  • 太ももの前の筋肉を鍛える
  • 正座を避ける
  • 肥満であれば減量する
  • 関節を冷やさないようにする
  • 長時間同じ姿勢を続けない
  • 関節に負担がかからないように正しい姿勢を保つ
  • O脚の人はインソールなどで矯正する



診断としては?

変形性膝関節症の診断として末期になると視診や触診で分かりますが初期ではレントゲンなどを使用して診断します。

必要があればMRI検査を行います。

変形性膝関節症の治療方法

初期

  • 内服薬、外用薬
  • 膝関節内ヒアルロン酸注射
  • 運動器リハビリテーション
  • 足底板
  • 膝装具

末期

  • 手術治療(関節鏡内視鏡手術、好意脛骨骨切り手術、人工膝関節置換術)

まとめ

変形性膝関節痛についてご紹介しました。

変形性膝関節症は放置していてもなかなか治癒しない病気なので正しい知識で初期の間に治療をしていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 







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