目次
セントジョーンズワートとは?
セントジョーンズワートはうつ病の症状改善と安全性が医学的に実証されています。
世界的に信頼されているハーブで、ハーブ先進国であるドイツやヨーロッパの国々では治療薬として認められています。
日本国内でも精神を落ち着かせる効果があることがらサプリメントとしても注目されています。
セントジョーンズワートの効果
うつ症状の改善
脳内の神経細胞はシナプスを通じて情報伝達を行っています。
うつ病は脳内セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンなどの気分を調整する神経伝達物質が欠乏することにより起こります。
セントジョーンズワートにはヒぺリシンという成分が含まれており、セロトニンを分解する酵素の働きを抑えてセロトニンの濃度を上げることができます。
脳細胞から放出されるセロトニンはすべて脳細胞にとりこまれるわけでなく、脳細胞に戻ってしまうのですがセントジョーンズワートに含まれる成分にセロトニン再取り込みを抑制する作用をもっているので、これらが脳の神経細胞のバランスを整えるのでうつ症状の改善を期待できます。
不眠症を改善
うつ病が起こる原因には様々ありますがイライラしたりストレスがたまり体内のメラトニンの分泌の抑制が起こります。
メラトニンはセロトニンから合成されるホルモンなので脳内のセロトニン減少を抑えるセントジョーンズワートの働きによって精神を安定させることができます。
脳の活動調節を行うメラトニンの不足を改善することができれば不眠症や睡眠障害の改善することができます。
月経前症候群や更年期障害の症状改善
月経前や更年期の症状にみられるイライラや抗うつ感の原因のひとつにセロトニンの分泌低下を考えられます。
セントジョーンズワートを摂取することでセロトニンの取り込みや分泌低下が抑えられ症状が改善します。
副作用を引き起こす飲み合わせについて
以下の飲み合わせについて処方薬の効果を弱めてしまうこともありますので注意しましょう!
- ピル(経口避妊薬)
- HIV薬
- 抗がん剤
- 日光過敏症
- 妊婦(流産のリスク)
まとめ
セントジョーンズワートについてご紹介しました。
セントジョーンズワートは気分の落ち込んだ時に摂ることにより気分を上げることができるので最近なんか調子が悪い方は副作用を注意しながら一度試してみてください。