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レストポーズ法の目的とメリット
レストポーズ法の目的は筋肉向上と筋肥大です。短時間で高い効果と集中力の向上がありより良いトレーニング効果が実証されてます。
筋肉が発達する仕組みは超回復ではなくストレス応答によるものである。
人の体は常に現状を保とうとする働きがある。これを生理学でいうホメオスタシスと呼ぶ。
血圧や体温などが高くなったり低くなったりすると、ホメオスタシスが働いて迅速にそれを正常値に戻そうとする。
筋肉にもホメオスタシスの影響を受ける。微弱な刺激を受けても正常値のままであり、ストレスとはならない。しかし強い刺激を受けると正常域を突破し、ホメオスタシスが打ち破られ体はそれをストレスだと感じる。
ジムに何時間も居座って同じトレーニングを何セットもやっている人はいますがこのように長時間行えるトレーニングは強度が弱い、体力は削られてるがただ疲れるだけで筋肉にとって強力な刺激とはならない。
ではどうするればよいのか!短時間で一気に追い込み限界を突破するこうしてこそ、体はストレスと感じ短時間で一気に限界を突破することができるトレーニングテクニックがレストポーズ法なのです。
レストポーズ法のやり方(ベンチプレス)
- 80~90%1RMの重量を選ぶ 1RMが100㎏なので、85㎏とする。
- 85%1RMなので、6回くらいで限界がくる
- ウォームアップ後、85%でベンチプレスを6回行う
- バーをラックに戻してインターバル20~30秒とる
- 再度ベンチプレスを行う。1~3回はできる。
- またバーをラックに戻してインターバルを30~40秒とる
- もう一度ベンチプレスを行う。1~2回行う
- セット終了
このように短いインターバルで入れながら高重量を扱いレップを重ねて最終的に1回が限界となるまで行うテクニックをレストポーズ法と呼ぶ。
ここでは最初のセットで限界に近いところまで行うのがポイントである
ここで余裕を持たせるとその後に続くセットで何レップもできてしまう。これは単なる短インターバルになってしまう。
レストポーズ法のメリット
モーターユニットが動員される
1本の神経とそれが支配する筋繊維の塊が高重量を扱かったり爆発的な動作を行うことにより多くのモーターユニットが動員される。
そしてレストポーズ法も多くのモーターユニットを動員することができる。これは高重量だからというわけではない。
レストポーズ法だと、1セットで十分に刺激を与えることができる。短時間でトレーニングを終了させたい場合にも有用だろう。
レストポーズ法の注意点
レストポーズ法は非常に強度の高いトレーニング法なのでトレーニングだけでなく食事や休養の知識が身に付いた筋トレは中級者以上のかたにおすすめします。
また中級者の方でも毎日レストポーズ法を行うとオーバートレーニングになってしまう可能性があるので1つの筋部位に対して2週間に1回程度で行うこと!
トレーニングはテクニックだけではなく食事も重要
筋肉を効率よく鍛えるためには食事も大切になります。
そこでプロテインは短時間で体に取り込むことができる有効な食事になります。
トレーニング効果を上げるためには血中のタンパク質濃度を上げることが重要になります。
通常の食事では消化して血中にタンパク質を溶け込ませるのに時間がかかるのでプロテインやEAAなどを摂ることおすすめします。
プロテインについて詳しくはこちら
EAAについて詳しくはこちら
まとめ
レストポーズ法についてご紹介しました。
レストポーズ法は様々あるトレーニングテクニックの1つで大変効果の高いトレーニング法なのでぜひ一度試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。