チーティング法
ウエイトトレーニングは本来反動を使わずにターゲットにした筋肉だけで動作を行うものです。
チーティングは反動を使ってトレーニングを行うことです。
チートというのは本来ズルをするという意味で使われます。
反動を使ってウェイトを上げればそれだけ楽に上げることができます。確かにズルをしていると言えます!
しかしトレーニングにおけるチーティングは楽に上げるためではなく、よりハードに鍛えるためにつかられるべきテクニックなのです。
チーティング法が適した筋トレ
バーベルローイングはチーティング法を使いやすい筋トレ種目です。
こちらは過剰に重量設定するとデッドリフト同様に腰椎損傷のリスクがあります。
チーティングがもっとも有効なことでよく知られているのがバーベルカールです。
あくまでも上腕二頭筋を使って上げれる重量を設定してください。こちらも過剰に重量をあげてしまうと背中の方に効いてしまいクリーンのようなトレーニングに変わってしまいます。
チーティング法→ストリクト方で追い込む
チーティング法でトレーニングをしたら、その後のセットで必ずストリクト(反動を使わない)で効かせるセットを行いましょう。チーティング法で鍛える主な筋繊維は爆発的な瞬発動作を手動とする速筋繊維です。
ストリクトトレーニングを行い遅筋もしっかり鍛えなければ総合的な筋肥大は得られません。
上級者のチーティング
ズルという意味のチーティングですがトレーニング上級者は筋肉をより追い込むためのテクニックとしてチーティングを使うこともあります。
例えば、完全なフォームでもう一度も上がらないときに、少しの反動を利用することで、さらにもう1~2回レップの力を出せるわけです。
しかし、チーティングがトレーニング技術として役に立つのはすでに正しいフォームを身に付けていて、筋肉を意識的に動かす能力が十分にある人の場合です。
初心者が下手に行うとトレーニング効果の低下どころかケガの原因になることもありますので注意してください。
トレーニングはテクニックだけではなく食事も重要
筋肉を効率よく鍛えるためには食事も大切になります。
そこでプロテインは短時間で体に取り込むことができる有効な食事になります。
トレーニング効果を上げるためには血中のタンパク質濃度を上げることが重要になります。
通常の食事では消化して血中にタンパク質を溶け込ませるのに時間がかかるのでプロテインやEAAなどを摂ることおすすめします。
プロテインについて詳しくはこちら
EAAについて詳しくはこちら
まとめ
チーティングについてご紹介しました。
トレーニングに慣れてきて停滞期などが訪れた時にはチーティングなどにより新しい刺激を与えてより効果的にトレーニングできるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございます。